久住山 扇が鼻 周回 赤川ルート 2018-03-27

九州の登山雑誌、季刊「のぼろ」の最新刊、くじゅう連山南側ルートの特集に
赤川登山口から久住山への登山道が復旧 整備されていると書いてありました。
このルートを私が歩いたのは4年前、 九重 扇ケ鼻 久住山 赤川ルート周回  したのが最後でその後平成28年4月の熊本地震による登山道崩壊で久住山への直登ルートは通行止めとなっていました。昨年末復旧工事が終わり通行可能となっているそうです。すっかりこのルートのことは忘れていましたが記事をみて歩いてみることにしました。

早朝、平日にもかかわらず、赤川登山口駐車場には多くの車が停まっていました。
そのほとんどは警察車両やテレビ局、新聞社の車でした。上空にはヘリコプターも飛んでいます。
どうやら遭難者捜索の様相です。新聞社の人に聞いてみると、80歳位の男性が単独で25日にここ赤川登山口から入山して戻ってこないとのこと。
ちょっと物々しい雰囲気の中、悠長に登山するのがはばかれましたが、特別な規制は出ていないとのことなので登ることにしました。


AM7:30 赤川登山口出発
テレビカメラに後ろ姿を撮られながらの出発です(-.-;)。ちょっと・・緊張します。



 川を渡ります


林道をショートカットする道もきれいに木製階段が整備されていました
なんどか林道を横切って登っていきます。


旧道?は通行止めです。



新しく迂回路が作られていました。立派な階段と木道です。 一旦下って登り返します。



階段を登って登って・・・段数が半端ないので疲れます・・・
このように立派な木製階段を一段一段造ってくださった皆様には感謝しつつも・・・・息は絶え絶え。




延々とつづく階段・・・
ですが以前の侵食された黒土の滑りやすい登山道とは違ってとても登りやすい道となっていました
この階段でどんどん高度を上げていきます

木製階段の道をすぎると荒々しい岩場の急登です
ここも階段を造ってくださいとはさすがに言えませんね^^;
捜索のヘリコプターが久住山南側上空を飛んでいます


ヘリコプターが時々ホバリングしながら山の斜面を捜索しています。
ヘリの捜索隊が両脇から身を乗り出すようにして遭難者を探しているのがわかりました。
広角レンズのカメラで撮ったのでヘリコプターが小さくみえますが実際は間近までヘリが飛んでいてすごい迫力です。捜索隊の皆さん、ご苦労様です


AM10:30久住山山頂に到着です
私はとても足が遅いので3時間ほどかかってしまいましたが、健脚者なら2時間ほどで登られるのではないでしょうか。久住山山頂への最短コースですね。




今日は天気は良くとても暖かいのですが、阿蘇山、祖母山、傾山 共々、春霞のせいかあまり良く見えません


30分ほど休憩して久住山とお別れし扇ヶ鼻へ向かいます
春休みだからでしょう、高校生や親子連れのパーティが多く賑やかな久住山でした

西千里ヶ浜から久住山を望む

牧ノ戸ルート、扇ヶ鼻への分岐に来ました



星生山を背に登ります


扇ヶ鼻への上り。 ここはいつも人が少なく静かですね


PM12:30 扇ヶ鼻 到着です。
ここで昼食タイム。30分ほど休憩して下山しました。



山頂直下の急坂をすぎると「添ヶつる」というなだらかな草台地です
熊笹の草原を下りていきます

14:50 赤川登山口 到着
まだ遭難者は見つかっていないようです。
テレビ局の人々が待機しておりました。一刻も早い発見、救助を願います。


帰りは久しぶりの長湯温泉で疲れを癒やしました

 

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大分県の山を歩いています。
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